[イスタンブール 28日 ロイター] - トルコのチャブシオール外相は28日、米軍が過激派組織「イスラム国」(IS)最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者に対する急襲作戦を展開した夜、米・トルコ政府が緊密に連絡を取り、情報を共有していたと明らかにした。
チャブシオール外相は記者会見で「IS指導者殺害に向けた急襲作戦に先立ち、トルコと米政府は情報を共有し、意見を交換していた。トランプ米大統領がトルコに謝意を示したのはそのためだ」と語った。
トルコがこれまでにIS兵士4000人超を制圧したことも明らかにした。
トルコ大統領報道官も、米・トルコの軍部が急襲作戦を展開した晩に緊密な連絡を取っていたと確認し、「シリアやトルコ国境近辺、もしくは他の地域に巣くうテロ組織を容認することはできない」と言明した。