[東京 1日 ロイター] - 西村康稔経済再生相は1日の閣議後会見で、1週間で2閣僚が辞任した事態に関し「大変厳しい批判があるのは承知しており、身に染みて感じている。内閣の一員として重く受け止め、引き続き緊張感を持ちしっかりと任務に取り組みたい」とコメントした。
第4次安倍再改造内閣発足以来2カ月足らずの間に、菅原一秀前経済産業相に続き河井克行前法相が31日、辞任した。
9月の商業動態統計で小売販売が前年比9.1%と大幅に増加したことについて「それなりの駆け込み(需要)があった」との認識を示した。その上で2014年の前回増税時と比べ「増税前の駆け込みと増税後の落ち込みは小さいとの認識に変わりはない」と指摘し、具体例として「食品や日用品の日次データでも増税後の落ち込みは前回より小さい」と説明した。