[7日 ロイター] - 米電子たばこ大手ジュール・ラブズは7日、ミント風味のニコチンカートリッジの国内販売を中止すると発表した。外国での販売は続ける。
米国医師会の会報誌が今週発表した調査結果によると、高校生のジュール製品利用者の40%余りがニコチン製品の中でミント風味を最も頻繁に使用しており、最も人気の高い製品となっている。
また電子タバコ各社の中では高校生の約60%、中学生の54%がジュールを日常的に使い、中高生の間で最も人気のブランドになっているとの調査結果もある。
ジュール・ラブズのK・C・クロスウェート最高経営責任者(CEO)はこうした調査結果を受け、「米国内での電子たばこ製品の品ぞろえを見直すとともに、規制当局と協力して取り組むことで社会の信頼を確保しなければならない」と述べた。
同社は過去1年、十代の若者の間で自社製品が人気となっていることに対する規制当局の圧力を和らげるため、風味付き製品の商品数を減らしていた。