[マナマ 25日 ロイター] - カタールとクウェートはイラン沖ホルムズ海峡などの安全確保を目的とする米国主導の有志連合に参加する方針を米国に伝えた。有志連合のスタッフ責任者を務めるジョン・コンクリン米陸軍大佐が25日、明らかにした。
有志連合は今年、ホルムズ海峡沖を航行中の船舶が相次いで攻撃され、ペルシャ湾岸諸国の石油輸出が寸断される危険性が高まったことを受けて結成された。米国は一連の攻撃がイランによるものと非難しているが、イランは否定している。
コンクリン氏は「カタールとクウェートは既に参加する方針をわれわれに伝えているので、参加は時間の問題だ」と述べた。
同氏によると、カタールとクウェートは人員と巡視船を提供する見通し。米国は有志連合への参加を巡ってカナダとも交渉中という。
有志連合にはこれまでにアルバニア、オーストラリア、バーレーン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、英国が参加している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191125T235332+0000