[メキシコ市 25日 ロイター] - メキシコ中央銀行が25日発表した第3・四半期の経常収支は20億1300万ドルの黒字で、2四半期連続の黒字となった。
国内総生産(GDP)に対する黒字の比率は0.7%で、第2・四半期から縮小した。
経常収支は第1・四半期に80億ドル強の赤字だったが、第2・四半期には45億2000万ドルの黒字に転換していた。
キャピタル・エコノミクスの中南米エコノミスト、エドワード・グロッソップ氏は「この統計から読み取れる最大のポイントは、景気の弱さが輸入の減少につながり、経常収支の赤字を縮小させていることだ」と述べた。
メキシコは今年上期に小幅な景気後退に陥り、第3・四半期はゼロ成長だった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191126T010403+0000