[ヨハネスブルク 11日 ロイター] - 南アフリカの国営電力会社エスコムは11日、計画停電の規模を縮小すると発表した。鉄砲水の影響で稼働停止していた火力発電所が一部再開したため。ただ、計画停電は今週いっぱい続く見込みをあらためて示した。
エスコムによると、9日に6000メガワット(MW)規模だった計画停電を11日は2000MWに縮小する計画。ただ、発電所の稼働がまだ不安定で、週内は輪番停電が続く可能性が高いと説明した。
ここ10年あまりで最も深刻な電力危機は、企業活動や市民生活に打撃を与え、減速する経済に追い打ちをかける格好となっている。