[12日 ロイター] - 2020年の米大統領選に向けた民主党候補指名争いへの出馬を表明したブルームバーグ前ニューヨーク市長の陣営は12日、「77歳の男性としては突出した健康体」とする主治医の文書を公表した。
70代の民主党候補者にはほかに、ジョー・バイデン前副大統領(77)、バーニー・サンダース上院議員(78)、エリザベス・ウォーレン上院議員(70)らがいる。トランプ大統領は73歳。
主治医であるジョンズ・ホプキンス病院(ボルティモア)のスティーブン・シッソン医師によると、ブルームバーグ氏は、不整脈の一種である心房細動のため血液希釈剤を使用しているほか、約20年前に動脈閉塞箇所にステントを埋め込んでいる。また、「小さな皮膚がん」の摘出暦があり、現在は関節炎と胸焼けの治療を受け、交感神経薬のベータブロッカーとコレステロール制御薬を使用しているという。
シッソン医師の文書は、この報告は7月の最新検査結果に基づいていると説明している。
文書は、ブルームバーグ氏の血圧、コレステロール値、血糖値、体重はすべて正常とし、「米大統領の職務遂行に対し、医療上の懸念材料は存在せず、発生が懸念される事態もない」としている。
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