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ソニーやマイクロソフトなど、気候変動対策で最高評価=調査

発行済 2020-01-21 09:10
更新済 2020-01-21 09:15
ソニーやマイクロソフトなど、気候変動対策で最高評価=調査

[フランクフルト 20日 ロイター] - 非営利団体CDPは、世界の企業を対象に気候変動に関する情報開示や活動に基づいてランク付けした報告書を出した。最高評価であるAリスト企業にはソニー (T:6758)、英通信大手BT (L:BT)、仏食品大手ダノン (PA:DANO)、米マイクロソフト (O:MSFT)などが選ばれた。

国別では、日米がAリスト企業の本社が立地する最も多い2国となり、地域別では欧州がトップに立った。

Aリストには、環境に関する調査に回答した8000社以上の企業のうち、2%が入った。CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)はスイスで世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)が今週開かれるのに合わせ、Aリストを公表した。

CDPは気候変動対策の好例として、ソニーによるゲーム機の省電力化やデンマークの玩具メーカー、レゴが掲げる環境に配慮した包装材・商品の導入目標を挙げた。

CDPによると、過去7年間で、CDPのAリストに基づく株価指数「STOXXグローバル気候変動リーダーズ指数」は大手企業で構成される「STOXXグローバル1800」を年間5.5%上回って推移してきた。

CDP欧州のマネージング・ディレクター、スティーブン・テッベ氏は「気候変動対策で主導的役割を果たすことは、今日の経済において良いビジネスになっている」と指摘した。

Aリスト入りした他の企業は、英製薬大手アストラゼネカ (L:AZN)、仏化粧品大手ロレアル (PA:OREP)、英小売大手セインズベリー (L:SBRY)、スイス食品大手ネスレ (S:NESN)、レゴ、米小売大手ウォルマート (N:WMT)、独製薬大手バイエル (DE:BAYGn)。

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