[エルサレム 28日 ロイター] - イスラエルの検察当局は28日、ネタニヤフ首相を収賄などの罪で正式起訴した。首相側が刑事免責の訴えを取り下げたことを受けた。
ネタニヤフ首相は米国の中東和平案発表を控え、ワシントンを訪問している。
検察当局は昨年11月に首相を起訴すると発表。ネタニヤフ氏は実業家らから葉巻やシャンパンなど26万4000ドル相当の贈り物を不当に受け取ったほか、便宜を図る見返りにメディアでの好意的な報道を求めたとされる。
公判の開始時期は明らかになっておらず、数年かかる可能性もある。
イスラエルでは3月2日に過去1年間で3回目のやり直し選挙が行われる。