[ワシントン 25日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事は25日、次期副専務理事にIMFアフリカ局長経験者でリベリア国籍のアントワネット・サイエ氏を指名した。
サイエ氏は2008─16年にIMFアフリカ局長を務め、16年からワシントンのシンクタンク、世界開発センター(CGD)の特別招聘研究員となっている。06─08年にはリベリア財務相を務めたほか、世界銀行に17年勤務した経歴を持つ。
サイエ氏は、2月末に退任するリプトンIMF筆頭副専務理事の後任としてではなく、4人の副専務理事の一人として指名されているという。