[東京 23日 ロイター] - 自民党の二階俊博幹事長は23日の会見で、東京五輪・パラリンピックを仮に2年延期する場合、2021年9月に迎える自民党総裁任期を延長する必要性はないとの考えを示した。
二階氏は、五輪について「まだ延期が決定したわけでない」としつつ、仮に2年延期される場合は総裁任期も延長されるか、その可能性を問われ、「五輪がどうだから、総裁任期を変える考えが必要と思えない」と述べた。
経済対策については「国民の不安を払拭するような過去を上回るこれまでにない規模が必要」と指摘し、「一回出してもう一度でなく、一挙にやりたい」と述べた。対策規模については「これから財政当局と十分詰めて、数字を出していきたい」とした。
(竹本能文)