[パリ/ロンドン 23日 ロイター] - フランスのマクロン大統領と中国の習近平国家主席が23日電話会談し、新型コロナウイルスの経済および公衆衛生上の対応で連携するために20カ国・地域(G20)首脳会議を開催する方針で合意した。
仏大統領府によると、首脳会議はテレビ会議となる見通しで、ワクチンや治療法開発での連携に向け、世界保健機関(WHO)の関与も必要となる。
また、英首相府によると、ジョンソン首相と習主席は、新型コロナの世界的流行が続く間、G20の枠組みで世界経済および脆弱な国を支援する方向で一致した。
英首相府の報道官は「両首脳は新型コロナ対策で、専門知識の共有や世界経済システムの支援、脆弱な国の能力強化に向け、とりわけG20の枠組みによる幅広い国際的協調が必要との見解で一致した」とした。