[ワシントン 26日 ロイター] - 米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は26日、FOX系メディアとのインタビューで、新型コロナウイルスなどを巡ってトランプ大統領は中国に対し「怒り心頭」に発しており、米中通商合意の重要性は以前よりも薄れているという認識を示した。
また香港を巡る中国の対応は大きな誤りだとし、「香港国家安全法」制定の動きをけん制した。
経済政策に関しては、新型コロナの影響でレイオフ(一時帰休)となった人々に職場復帰を促すための特別手当について慎重に検討していると表明した。将来のコロナ対策で議会が新たに週600ドルの失業手当を認めるかについては否定的な考えを示した。