[ワシントン/ムンバイ 27日 ロイター] - 米とNATO軍の当局者によると、アフガニスタンに駐留する米軍の規模を8600人程度に縮小するとの目標が、6月上旬までに達成される見込みとなった。当局者の1人によると、新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、予定よりも早く撤退を進めていたという。
米国と反政府武装勢力タリバンが2月に署名した和平合意では、約1万3000人だった駐留部隊の規模を、7月半ばまでに8600人に縮小し、状況が許せば2021年5月までに完全撤退させることとなっていた。
別の当局筋によると、米国は、必要不可欠でない人員および新型ウイルス感染に対するリスクが高いとみられる人員を早期に撤退させたという。