[ニューヨーク 15日 ロイター] - 15日の取引で原油先物が2%超上昇。新型コロナウイルス感染第2波の到来が世界成長をさらに鈍化させるとの懸念はくすぶるものの、原油需要回復の兆候に加え、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が協調減産合意を順守するとの期待が追い風となった。
清算値は米WTI原油先物 (CLc1)が0.86ドル(2.4%)高の1バレル=37.12ドル、北海ブレント先物 (LCOc1)が0.99ドル(2.6%)高=39.72ドル。
原油先物は一時下落していたものの、アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー相がOPECプラス参加各国による協調減産順守に自信を表明したことを受け、上昇に転じた。