[ドバイ 19日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)初の火星探査機を搭載したH2Aロケットが日本時間20日午前6時58分、種子島宇宙センターから打ち上げられた。
当初は14日打ち上げの予定だったが、悪天候のためその後、2回延期されていた。
探査機「ホープ・プローブ」は7カ月かけて火星の周回軌道に乗り、火星の大気データを送信する。火星の大気の日ごと、季節ごとの変化を観測する試みはこれが初めて。
この火星探査計画はUAEが石油依存型経済の脱却を目指し、科学技術開発力を高める取り組みの一環で、費用は2億ドルだという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200719T234211+0000