[北京 21日 ロイター] - 中国外務省は21日、米政府がウイグル族への人権侵害行為を理由に中国企業を新たに輸出禁止対象としたことについて、輸出管理制度の乱用と批判した。
外務省の汪文斌報道官は定例会見で、中国は米国の措置に断固として反対するとし、中国企業の正当な権利を守るために必要なあらゆる手段を取ると述べた。
米商務省は20日、中国政府による少数民族ウイグル族への人権侵害行為に関与したとして、中国企業11社を輸出禁止対象のブラックリストに追加した。ブラックリストに指定された企業は、米政府の承認なしに米企業から製品を購入できない。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200721T102334+0000