[ニューヨーク 22日 ロイター] - ロイター/イプソスが実施した11月の米大統領選に向けた世論調査で、野党民主党の候補指名獲得を確実にしているジョー・バイデン前副大統領への支持が、再選を目指すトランプ大統領を8%ポイント上回った。
調査は15─21日、成人4430人を対象に実施。登録有権者3744人と、主要政党の候補者を支持したことはないとする登録有権者595人が含まれる。
調査では、登録有権者の46%がバイデン氏、38%がトランプ氏を支持すると回答した。
残りの16%は、まだ決めていない、二大政党以外の候補者を支持する予定、投票しない可能性がある、との回答だった。
この浮動票層のうち61%が、バイデン氏とトランプ氏の選択肢であればバイデン氏を、39%がトランプ氏に票を投じると回答。さらに70%がトランプ大統領の仕事ぶりに満足していない、米国が誤った方向に進んでいるとしたほか、62%が米経済が悪い方向に進んでいると回答した。
また、トランプ大統領の新型コロナウイルス流行への対応を支持するとの回答は全体の38%、浮動票層の20%にとどまった。