[東京 12日 ロイター] - 原油先物価格は12日のアジア時間の取引で上昇している。米原油在庫がアナリスト予想以上に減少したことから、需要回復期待が高まり、相場を下支えしている。
0206GMT(日本時間午前11時6分)時点のブレント先物 (LCOc1)は、0.15ドル(0.3%)高の1バレル=44.65ドル。前日は約1%下落した。
米WTI先物は0.09ドル(0.2%)高の1バレル=41.70ドル。前日は約0.8%下落した。
OANDAのシニア・マーケット・アナリスト、エドワード・モヤ氏は「原油需要見通しが改善し、原油価格が上昇している」と指摘した。
米石油協会(API)は11日、原油在庫が先週400万バレル減少したと発表した。減少幅はアナリスト予想の290万バレルを上回った。