[ブッリュセル 1日 ロイター] - ベルギーの控訴裁判所は1日、前国王アルベール2世の隠し子で、アーティストのデルフィーヌ・ボエルさんを「王女」として正式に認定した。
ボエルさんは認知を求めて7年間、法廷闘争を続けてきたが、今年1月にDNA鑑定でアルベール2世が実の父親であることが判明した。
ボエルさんの弁護士は「(ボエルさんが)完全に満足している」との声明を発表した。
アルベール2世は6年前に生前退位し、フィリップ皇太子が国王に即位している。アルベール2世は、ボエルさんの主張を長年否定していた。
今回の判決を受け、ボエルさんの2人の子供にも王室の称号を授与される。
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