40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米石油・ガス業界のM&A件数、第3四半期は10年ぶり低水準=調査

発行済 2020-10-06 11:29
更新済 2020-10-06 11:36

[5日 ロイター] - コンサルタント会社エンベラスのデータによると、第3・四半期の米石油・ガス業界の合併・買収(M&A)は28件と第1・四半期と並び、10年ぶりの低水準だった。

原油価格が今年急落したことを受け、シェール生産会社の多くが引き続き支出を手控えていることが背景。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で燃料需要が激減し、石油会社が生産を拡大する代わりに手元資金の確保に注力せざるを得なくなる中、米原油価格は年初から約30%下落している。

ただ、エンベラスによると、第3・四半期のM&Aは総額では約210億ドルと前年同期の水準を19.4%上回った。シェブロン (N:CVX)によるノーブル・エナジー (O:NBL)買収、 デボン・エナジー (N:DVN)によるWPXエナジー (N:WPX)買収といった大型案件が寄与した。

エンベラスはこの2つの案件について、186億3000万ドル相当と評価しており、第3・四半期のM&A全体の90%近くを占める。

同社のM&Aシニアアナリスト、アンドリュー・ディットマー氏は、業界にとって再編はポジティブだという総意があるものの、成長が見込める案件として適切な資産を見つけることが難しい場合があると指摘。「再編の動きが進むまであと数年かかるかもしれない」と述べた。

エンベラスによると、年内にさらなる案件が成立する可能性もあるが、M&Aの活発化には商品価格の上昇や新たな資本流入が必要になる。しかし、従来の資金の出し手であるプライベートエクイティ(PE)企業は関与に消極的になっている。

ディットマー氏は、債務水準が対処可能な企業がM&Aの標的になる一方、重債務企業は取り残され、破産に至っていると指摘した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201006T022825+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます