[東京 4日 ロイター] - 菅義偉首相は4日の衆院予算委員会で、低所得者向け給付金を実施するかどうかを問われ、「コロナが経済に与える影響や内外経済動向を注視しながら、コロナ感染拡大を防止して経済を回復させるのが基本」と指摘した上で、「(生活困窮者が)年を越せないことがないように、全体を見ながらやるべきことはちゅうちょなくやっていく」と述べた。後藤祐一委員(立民)への答弁。
後藤氏は立憲民主党が要望している1)消費税減税、2)所得税減税、3)低所得者向け給付のうち、減税を首相が否定するのであれば、せめて低所得者向け給付金を実現すべきと訴えた。
(竹本能文)