[ジュネーブ 12日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は12日、ロシアが、新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」を緊急時使用リスト(EUL)に登録するよう求めていることについて、ロシア側と協議を行っていると明らかにした。
ロシアは11日、スプートニクVの第3相臨床試験(治験)で92%の予防効果が得られたと発表した。
WHOは声明で、ワクチンを開発した国立ガマレヤ研究所と連絡を取り合っており、「スプートニクVに関するデータの提出を待っている。審査で基準を満たした場合、結果を公表する」と述べた。