[カイロ 12日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」(IS)は12日、サウジアラビア西部ジッダにある非イスラム教徒の墓地で11日に起きた爆発で犯行声明を出した。この事件では数人が負傷していた。
声明で、「十字軍の国の領事」が複数人集まっていた墓地でISの「兵士」が手製の爆弾を爆発させたと主張。ただ、証拠は示していない。
爆発は第1次世界大戦の戦没者を追悼する式典で発生。ジッダでは最近も治安事件が発生しており、外国人を狙ったものとみられている。
フランスでは先月、イスラム教徒が冒涜的と見なす預言者ムハンマドの風刺画を巡り、パリ近郊で教師がチェチェン出身の男に殺害されたほか、南部ニースでも刃物を持ったチュニジア国籍の男が教会を襲撃し、3人が死亡する事件があった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201112T171750+0000