[エルサレム/アンマン 18日 ロイター] - イスラエル軍は、シリア南部で18日にシリア軍とシリアに展開するイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」に対し、空爆を実施したと発表した。イスラエルが支配するゴラン高原に爆発物が仕掛けられたことを受けた対応という。
シリア国営メディアは、「イスラエルの攻撃」で軍関係者3人が死亡、1人が負傷したと伝えた。
イスラエル軍は声明で、同国の軍機がシリア軍とコッズ部隊を標的にし、倉庫や軍施設などに空爆を行ったと説明。
「これより前、イスラエル国防軍(IDF)の兵士は(ゴラン高原の)イスラエル支配地域で、イラン軍が主導するシリア部隊が仕掛けた簡易爆弾(IED)を発見した」とし、「17日のIEDの発見は、シリアにおけるイラン勢力の存在をさらに明確に示すものだ」とした。
イランの部隊がシリアの内戦に関与していることをシリアのアサド政権が公に認めたことはない。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201118T051039+0000