[パリ 18日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相は18日、スーパーとオンライン小売大手に対し、今月27日のブラックフライデーの商戦を延期するよう求めた。必需品以外を販売する店舗は、ロックダウン(都市封鎖)のため閉鎖されている。
政府から閉鎖を指示されている小売業者は、米アマゾン・ドット・コム (O:AMZN)など封鎖期間中も業務を許可されているオンライン小売大手との競争に苦慮すると懸念を表している。
ルメール経済相は上院で、「来週の金曜日は、ブラックフライデーを実施する時期として本当にふさわしいだろうか。私の答えはノーだ」と述べ、スーパーとオンライン小売業者に商戦延期に向けあらゆる選択肢を検討するよう要請するとした。
アマゾンのフランス部門を率いるフレデリック・デュバル氏はこの日、封鎖期間中に販売が40─50%伸びたと明らかにした。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201119T010900+0000