[東京 20日 ロイター] - 茂木敏充外相は20日、中国の王毅国務委員兼外相が24━25日に来日すると発表した。新型コロナウイルス対策や日中間の人の往来、両国間の懸案事項を協議する。24日に茂木外相と会談するほか、菅義偉首相への表敬も調整する。
新型コロナの感染拡大後、日中間のハイレベルの要人往来は初。茂木外相は20日午前の記者会見で「2国間関係にもさまざまな懸案がある。ハイレベルの会談を通じ、そういった懸案を一つ一つ解決するのが重要と考えている」と語った。
延期されている習近平国家主席の来日時期については、「具体的な日程を調整する段階にはないと思っている」と述べた。