[サンパウロ 23日 ロイター] - ブラジル・サンパウロ州のゴリンスタイン保健長官は23日、中国シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)が開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、ブラジル当局が来年1月までに承認する見込みだと明らかにした。
同ワクチンはサンパウロのブタンタン研究所で後期臨床試験(治験)が行われている。
また、サンパウロ州コロナ緊急事態対策委員会トップのガバルド氏は、中国の保健当局が12月にもワクチンを承認する予定だとした。
シノバックの幹部は20日、ワクチンの治験結果が早ければ来月にも判明するとの見解を示した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201123T202504+0000