[ジッダ 24日 ロイター] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは24日、同国ジッダの石油製品供給施設がイエメンの反政府武装勢力フーシ派の攻撃を受けたことについて、国内の燃料供給に影響は及んでいないと説明した。同施設は攻撃から3時間後に操業を再開した。
フーシ派は23日、アラムコが操業するノース・ジッダ・バルク・プラントに向けミサイルを発射したと表明。サウジ当局がその後、攻撃の事実を確認した。
アラムコの石油生産・輸出施設の大半は、ジッダから1000キロメートル以上離れたサウジ東部に集中している。
ノース・ジッダの幹部は記者団に対し、ディーゼル油、ガソリン、ジェット燃料の貯蔵に使われている13基のタンクのうちの一つが現在、機能していないと説明した。
アラムコは今回の攻撃による被害総額について調査中。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201125T030242+0000