[東京 25日 ロイター] - 複数の国内メディアは25日、東京都が今月28日から来月18日までの3週間、飲食店などに対し、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請する方向で最終調整に入ったと報じた。
TBSによると、対象となる地域は23区と八王子市などの市部が想定されており、時短営業に応じた事業者には協力金を支給する方針。現在、金額など詰めの作業が行われている。
NHKなども、時短要請をするかどうかの基準設定について、きょう都が対応を決めるとしていた。都内では24日時点の重症者が51人と、23日時点の41人から10人増加した。
一方、TBSは先に、東京都が「GoToイート」キャンペーンの見直しを表明する方向で調整していると伝えた。キャンペーンの一時停止か使用自粛のどちらかを求めるという。
複数の報道によると、都は25日午後、対策本部会議を開き、その後、小池百合子都知事が会見を行う予定。