[ワシントン 27日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は12月1日に予防接種諮問委員会を開き、承認待ちの新型コロナウイルスワクチンについて、医療従事者と長期療養施設の入所者への優先接種を提言する見通しだ。
諮問委員会の開催は、米食品医薬品局(FDA)が少なくとも感染リスクの高い人々へのワクチン接種を近く許可する可能性があることを示唆している。
関係筋によると、ユナイテッド航空はファイザーが開発したワクチンが承認された場合に直ちに供給できるよう、チャーター機による同ワクチンの輸送を開始した。
CDCの報道官が27日明らかにしたところによると、予防接種諮問委員会は12月1日の会合で、FDAがまず医療従事者と長期療養施設を対象とした接種を認めることを提言する見通しという。