[ワシントン 2日 ロイター] - 米国の連邦控訴裁判所は2日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」のダウンロードを禁止する措置を差し止めた地裁の判断を不服とした、米政府の控訴に関する審理を14日に行うと発表した。
ワシントンの地裁は9月、商務省のティックトック新規ダウンロード禁止を発効直前に差し止めた。
控訴審の判事3人はみな、民主党政権下で指名されている。
トランプ政権は先週、ティックトックを運営する中国IT企業・字節跳動(バイトダンス)がティックトック米事業を売却する期限を4日に延長した。
政権は、米利用者のデータが中国当局に取得される可能性があるとした上で、ティックトックが国家安全保障を脅かすと主張している。