[ブリュッセル 14日 ロイター] - 欧州委員会のフォンデアライエン委員長は14日、欧州連合(EU)の新型コロナウイルスワクチン調達について、第2・四半期に追加的に5000万回分の米ファイザー製ワクチンの供給を受けると発表した。
英アストラゼネカ製ワクチンの供給遅延に対応するもので、年末までに予定されていた供給を前倒しする。これにより、第2・四半期にEUが調達するファイザー製ワクチンは2億5000万回分になる。
フォンデアライエン委員長はこのほか、ファイザーから2022年と23年に18億回分の供給を受けることで協議していることも明らかにした。
EUの人口は約4億5000万人。フォンデアライエン氏によると、域内でこれまでに1億回のワクチンが接種された。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210414T143931+0000