[20日 ロイター] - 米オハイオ州コロンバスの警察は20日、刃物で女性2人を刺そうとした10代の黒人少女に警察が発砲し、少女は死亡したと発表した。
警察は「透明性」を期すためとして、対応した際の警官に装着していたカメラの画像を事件の数時間後に公開した。
刃物で刺そうとしているという通報を受け、警察が住宅街の現場に出動し、黒人の少女が2人の女性を相次ぎ刺そうとするのを目撃。警官の1人が少女に発砲し、少女は死亡した。発砲した警官の名前は特定されていないが、画像から白人とみられる。当局は死亡したのは15歳の少女と説明した。
地元紙は、少女の叔母の話として、少女が養護施設にいて、住人との口論になったと伝えた。
現地メディアは、事件に抗議する市民らの姿を放映した。