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トルコ大統領、バイデン氏にオスマン帝国の「虐殺」認定撤回を呼び掛け

発行済 2021-04-27 05:52
更新済 2021-04-27 05:54

[アンカラ 26日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は26日、米国のバイデン大統領に対し、第1次世界大戦中に起きたオスマン帝国によるアルメニア系住民の殺害を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定したことを撤回するよう呼び掛けた。

エルドアン大統領は「誤った対応」で関係が阻害される恐れがあるとし、トルコはアルメニアと「良好な隣国関係」を築きたいと願っていると述べた。

エルドアン氏は閣議後、「米大統領は100年以上前に起きた不幸な事件について、根拠がなく、不公正で誤った見解を示した」とし、「米大統領ができるだけ早くこの誤った対応を翻すよう願っている」と述べた。

一方、6月の北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でバイデン氏と全ての懸案事項について話し合い、「新たな時代への扉を開けたい」とも表明。「見解の不一致を脇に置き、将来的にどのような対応が取れるか検討しなければならない」と語った。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20210426T205234+0000

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