💎 今日の市場でもっとも健全な企業を見てみましょう完了

英艦のクリミア沖航行は挑発行為、厳しい対応必要=ロシア政府

発行済 2021-07-05 10:55
更新済 2021-07-05 11:00
© Reuters.   ロシア大統領府は7月4日、自国の領海と認識する黒海のクリミア半島沖を英駆逐艦が航行したことについて、厳しい対応が求められる挑発行為だとの認識を示した。写真はクリミア半島

[モスクワ 4日 ロイター] - ロシア大統領府は4日、自国の領海と認識する黒海のクリミア半島沖を英駆逐艦が航行したことについて、厳しい対応が求められる挑発行為だとの認識を示した。

ロシアは先月23日、「領海侵犯」した英駆逐艦を追いやるため、警告の砲撃と爆撃を行ったと発表。プーチン大統領は30日、撃沈させることもできたと述べた。

英国は駆逐艦「ディフェンダー」が、ウクライナの領海と見なす海域を航行したことを認め、そうする権利があるとしたが、ロシアは同駆逐艦がクリミア近海を通過する権利に異議を唱えた。

ロシアは2014年にクリミアをウクライナから併合した。だが、国際社会ではなおクリミアがウクライナの一部と広く認識されている。

大統領府のペスコフ報道官は4日に国営テレビで、今回の件は「計画的な挑発」で、プーチン大統領の反応は、同じことが繰り返されれば対応が取られることを明確にしていると指摘。「厳しい対応になるのは明白だ」と述べた。

© Reuters.   ロシア大統領府は7月4日、自国の領海と認識する黒海のクリミア半島沖を英駆逐艦が航行したことについて、厳しい対応が求められる挑発行為だとの認識を示した。写真はクリミア半島のセバストポリ港に停泊するロシアの軍艦。2019年7月撮影(2021年 ロイター/Alexey Pavlishak)

また、この件について米国と英国がともに計画したというプーチン大統領の主張を繰り返した。

黒海ではウクライナと北大西洋条約機構(NATO)加盟国が軍事演習を行っており、緊張が高まっている。

ペスコフ報道官は、NATOは対立を招く不安定要素だとする一方、ロシアは対話に引き続き前向きだと述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます