[アンカラ 7日 ロイター] - トルコ国防省は、アカル国防相がオースティン米国防長官と7日に「建設的で前向き」な協議を行い、北大西洋条約機構(NATO)のアフガニスタン撤退後に首都カブールの空港警備をトルコが担う案について話し合ったと発表した。
トルコ政府はNATO撤退後のカブール空港の運用・警備を申し出ており、同盟国、特に米国と財政面や政治的な支援について協議してきた。空港の安全性は、撤退後の外交関係者の活動にとって重要になる。
米国防総省は、オースティン長官がアカル氏と米軍のアフガン撤退について協議し、双方が空港の「十分な安全確保の重要性」を改めて強調したとする声明を発表。両氏は近く再協議することで合意したという。
トルコ側によると、協議は8日も行われる。