[モスクワ/パリ/ベルリン 21日 ロイター] - 仏ロ首脳は21日、電話会談を行いウクライナ情勢のほか、ロシアが米国に提案した安全保障供与などについて協議した。
ロシア大統領府は声明で「プーチン大統領は、新たな首脳会合の開催は(ウクライナ情勢を巡って和平への道筋を示した)ミンスク合意の実施に向けたウクライナの具体的な措置次第となると強調した」とした。
仏大統領府も声明で、マクロン大統領がプーチン氏とウクライナ東部のドンバス地域での紛争などについて協議したと明らかにした。
この日はドイツのショルツ首相もプーチン氏と電話会談を実施し、ロシアがウクライナとの国境沿いに軍部隊を増強させていることに対する懸念を表明。独政府は声明で「ショルツ首相は情勢に対する懸念を表明し、直地に緊張を緩和させる必要があると伝えた」とした。