[ベルリン 25日 ロイター] - ウクライナを巡る政治的緊張の緩和に向け、ドイツとロシアの政府高官が来月、対面形式の会合を開くことで合意した。ドイツ政府筋が25日、匿名を条件に明らかにした。
ショルツ独首相の外交政策顧問のイエンス・プレートナー氏とロシアのウクライナ問題交渉担当のドミトリー・コザク氏は23日、長時間に及ぶ電話会談の末、対面で話し合うことで合意したという。
ドイツ政府は正式コメントを出していない。コザク氏の報道担当者はコメントを差し控えた。
ここ数カ月、ロシアがウクライナ国境付近で軍を増強し、ウクライナ侵攻への懸念が強まる中、西側諸国の指導者はロシアのプーチン大統領と相次いで電話会談を行っている。だが、西側とロシアの高官による対面協議はほとんど持たれていない。