[バンコク 7日 ロイター] - ミャンマー国軍のミンアウンフライン総司令官は、東南アジア諸国連合(ASEAN)特使がアウンサンスーチー氏の国民民主連盟(NLD)のメンバーと面会することを認めた。カンボジア政府高官が7日明らかにした。
1月26日に行われたカンボジアのフン・セン首相とミンアウンフライン氏のオンライン会談で合意したという。
会談に同席したカンボジア閣僚のカオ・キムホーン氏はロイターの電話取材に対し、ミンアウンフライン氏は特使が誰と会うかは明言しなかったと述べた。
ミャンマー問題担当のASEAN特使はカンボジアのプラク・ソコン外相が務める。カオ・キムホーン氏は特使がスーチー氏と面会する可能性は低いとの見方を示した。
「全ての重要な利害関係者と会うことが目標だ。1度きりではなく、何度も訪問することになるかもしれない」とし「スーチー氏が含まれればもちろんすばらしい」と語った。