[ワシントン 7日 ロイター] - 米政府高官は7日、政府の代表団が今週欧州に向かい、ロシアがウクライナに侵攻した場合に米国と同盟国が協調して講じる可能性のある制裁や輸出規制などを巡り協議すると明らかにした。
代表団には米財務省や国務省、商務省の高官らが含まれ、英国やフランス、ベルギー、ドイツを訪問する計画。
ウクライナ侵攻が起きた場合の対応行動を討議するほか、各国がどのように措置を実行に移すかなどについても協議される。
サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は6日、ロシアは数日もしくは数週間以内にウクライナに侵攻する可能性があるが、外交の道を選択する可能性も残されているとの認識を示していた。