[8日 ロイター] - ハリス米副大統領の夫、ダグラス・エムホフ氏が8日、首都ワシントンの高校で黒人歴史月間を記念するイベントに参加していたところ、爆弾予告があったことから一時避難する騒ぎがあった。生徒や職員らも避難したが、爆発物などは見つからなかったという。
エムホフ氏が訪問していたのはダンバーハイスクールで、同校のウェブサイトによると、米国で初めての黒人向けの高校。
米国では先週、歴史的に黒人の多い十数の大学で爆弾予告が発生しており、黒人コミュニティーで不安が広がっている。いずれの場所でも爆発物は発見されなかったが、連邦捜査局(FBI)が捜査している。
警察の発表によると、今回の高校での爆弾予告は、先週の大学での事件とは関係がなく、エムホフ氏個人を狙ったものでもないもようだ。