[ワシントン 9日 ロイター] - バイデン米政権は9日、核合意再建に向けたイランとの間接協議について、数週間内に妥結しなければ、核合意復帰の道が閉ざされるとの立場を示し、イランへの圧力を強めた。
ホワイトハウスのサキ報道官は記者団に、ロブ・マレー・イラン担当特使が協議のためにウィーンに戻ったと説明し「イランとの協議は切迫した局面を迎えた」と指摘。
「全当事者の中心的な懸念に対処する合意が視野に入っているが、数週間内にまとまらなければ、イラン核開発の進展によって米国は核合意に復帰できなくなる」と述べた。