[マナマ 14日 ロイター] - イスラエルのベネット首相は14日、バーレーンの首都マナマに到着した。イランに対する共通の懸念などを背景に米国が仲介した2020年の合意の下で両国が国交を樹立して以来、最高レベルの訪問となる。
イスラエル首相府によると、ベネット首相は2日間の日程でバーレーンを訪問しサルマン皇太子兼首相と会談する予定。声明文は「両首脳は、二国間の関係を強化するためのさらなる方法、特にテクノロジーとイノベーションに重点を置いた外交および経済問題の進展について協議する」とした。
ベネット首相は訪問に先立ち、記者団に対し「(今回の訪問が)友好のメッセージ、そして共通の脅威に対するスタンスの共有」となることを期待すると述べた。
一方、バーレーンではパレスチナ人に連帯する抗議活動が行われており、複数の活動家がロイターに語ったところによると、ベネット氏の訪問に先立ち、いくつかの村で短時間の抗議活動が行われたという。