[リオデジャネイロ 16日 ロイター] - ブラジル・リオデジャネイロ郊外のペトロポリスで豪雨による洪水や地滑りが発生し、少なくとも94人が死亡した。地元当局者が16日に明らかにした。当局は死者数が今後増える可能性があるとみている。
15日の降雨量は2月1カ月の平均よりも多かったという。
ロシア訪問中のボルソナロ大統領は、ペトロポリスと被災者を支援するよう閣僚らに指示したとツイッターに投稿。
大統領はモスクワで記者団に対し「われわれができることを市長に申し出るつもりだ」と話し、「地域の交通を回復させる」ために連邦政府の資金を放出する意向を示した。
ブラジルでは昨年12月以降、北東部やサンパウロ州で大雨による洪水や地滑りが発生している。中西部で収穫の遅れが懸念されているほか、ミナスジェライス州では鉱山が一時的に操業停止に追い込まれた。