[上海 5日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は4日、ウクライナのクレバ外相と電話会談し、ロシアとの停戦協議を促した。
中国外務省によると王氏は「戦争はやがて終結する。重要なのは痛みをどのように振り返り、欧州で永続的な安全を保ち、バランスの取れた効果的で持続可能な安全保障のメカニズムを確立するかだ」と指摘し、「この点において、中国は客観的な立場で建設的役割を果たす用意がある」と伝えた。
クレバ氏は「民間人の犠牲者との連帯について中国外相に感謝している」とツイッターに投稿。「われわれは、ウクライナに対する戦争を終わらせることが、平和や世界の食料安全保障、国際貿易における共通の利益に役立つという信念を共有している」と述べた。
中国は、ロシアのウクライナへの攻撃を非難したり、ウクライナに対する行動を侵攻と表現したりすることを拒否している。