[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は7日、連邦州のウクライナ難民支援として20億ユーロ(22億ドル)を拠出する方針を示した。
ショルツ氏は16州の首相との会談後、難民支援の合意について「われわれの国が長期的に団結するための良い基盤だ」と説明した。
ドイツはウクライナからの難民を既に約31万6000人受け入れており、首都ベルリンには最大6万人が滞在している。
ベルリンおよび隣接するブランデンブルク州は、難民の収容や生活支援のためのに連邦政府の支援を求めていた。
ショルツ氏はまた、欧州連合(EU)がロシア産石炭の輸入停止などを含む対ロ追加制裁で合意したことについて、追加制裁は「大きな決定的なさらなる一歩だ」と述べ、制裁はロシアのプーチン大統領がウクライナ軍事侵攻により自国の未来を破壊していることを示すものだと指摘した。