[エルサレム 25日 ロイター] - イスラエル軍当局は、レバノンから撃ち込まれたロケット弾が同国北部の空き地に着弾したと明らかにし、エルサレムでの最近の衝突に絡み、レバノンのパレスチナ系組織が発射したとの見方を示した。
イスラエルとレバノンの国境で軍事的緊張が高まるのはまれ。イスラエル軍広報官のラン・コチャフ准将はラジオ局に対し、イスラム教のラマダン(断食月)やエルサレムの聖地「神殿の丘」に関連した攻撃との見方を示した。
神殿の丘にあるアルアクサ・モスクでは過去2週間にわたりパレスチナ人とイスラエル警察の衝突が相次いでいる。
イスラエル軍はツイッターへの投稿で、対抗措置として、レバノン南部の発射場所の近くにある空き地やインフラに向けて砲弾数十発を発射したと明らかにした。