[27日 ロイター] - カナダ議会下院は27日、ロシアのウクライナ侵攻をジェノサイド(民族大量虐殺)と認定する動議を全会一致で可決した。
動議は、ロシア軍がウクライナで組織的に民間人の殺害や子どもの強制移動、拷問、性的暴行を含む戦争犯罪を犯していると非難した。
トルドー首相は今月、バイデン米大統領がウクライナ侵攻はジェノサイドと糾弾したことに支持を示していた。
カナダ政府は27日、対ロシア制裁を強化し、ウクライナ東部ドンバス地方の特定地域を併合しようとするロシアの試みに関与したとして個人203人を制裁対象リストに追加指定した。