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ロシア軍、占領下のヘルソンで「市長」任命 住民デモに催涙ガス

発行済 2022-04-28 11:32
更新済 2022-04-28 17:10
© Reuters.     ロシア軍が占領しているウクライナ南部ヘルソンで27日、住民の抗議集会を散会させるためロシア軍が催涙ガスや音響閃光弾(スタングレネード)を使用したと、ウクライナ検事総長

[キーウ(キエフ) 27日 ロイター] - ロシア軍が占領しているウクライナ南部ヘルソンで27日、住民の抗議集会を散会させるためロシア軍が催涙ガスや音響閃光弾(スタングレネード)を使用したと、ウクライナ検事総長が明らかにした。

地元当局者によると、ロシア軍は市の行政本部を占拠し、26日に独自に市長を任命したという。

© Reuters.     ロシア軍が占領しているウクライナ南部ヘルソンで27日、住民の抗議集会を散会させるためロシア軍が催涙ガスや音響閃光弾(スタングレネード)を使用したと、ウクライナ検事総長が明らかにした。写真はソーシャルメディアから(2022年 ロイター)

ヘルソンはロシアが2月24日の侵攻開始後に最初に制圧した主要都市。一部の住民が抗議集会を時折開いており、27日にも中心部に人々が集まった。ウクライナ政府は、ヘルソンを同国東部のような分離地域にするためロシアが27日に住民投票を計画しているとしていた。

検事総長は、集会は平和的だったとし、調査を行っていると明らかにした。少なくとも4人が負傷したという。

ロシアはコメントしていない。

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